木は「植える→育てる→収穫する→使う」ことで
自然の力を活用しながら、
持続可能で循環型の森林の経営と木材の供給を可能にします。

天草ヒノキプロジェクトは、
使いどきを迎えた天草ヒノキを発信し利用をすすめる活動ですが、
同時に収穫(伐採)したあとに「植える」ことも考え
行うことが大事です。

そこで最近注目されつつあるのが
早生樹「センダン」という木。
早生樹といわれるだけあって
10-15年で収穫できるとのこと!

菊陽町で開催されたセンダンの研修を
ちょこっと見学させていただきました。

センダン研修1

芽かきという作業を施すことで
樹形を整えながら育てることができ、
家具業界を中心に用途開発もすすみ需要も旺盛だそう。

そして天草は
センダンの植栽がすすんでいる地域でもあるそう!
近い将来(なんてったって早生樹)
センダンのきれいな花が
天草の山を彩る風景を見られるかもしれません。

栖本中学の2年生が
栖本の原田製材所で2日間の職場体験。

天草ヒノキプロジェクトメンバーでもある原田製材所は、
創業から半世紀以上、
全国優良製材品展示会優秀賞を何度も受賞した製材所です。

山に入っての天草ヒノキ伐採現場の見学や、
板の節埋め加工
資源を無駄にしない為によくない節を埋め木して自然の形に再生する加工
最後は簡単な木工としてまな板づくりにも挑戦!

中学生ってもう立派に一人前なのですね!
慣れない作業にもかかわらず
しっかり頼もしいがんばりで作業にあたってくれたそう。

ヒノキのまな板(カッティングボード)は
天草ヒノキの焼印を押して完成。
ご自宅でも木に触れていただけると嬉しいです。

職場体験_製材所

職場体験2_製材所

林業関係の産業は
普段、一般の方の目に触れることがありません。

なので、木の住宅や木製品を目にしても
その由来や背景にある作業の工程が
なかなか想像できないように思います。

木のまわりにある産業、
ひいては木の文化を将来にわたって失わないためにも
未来を担う中学生にフレッシュな感性で職場を体験してもらうことは
意義のあることだと思いました。

参加してくれた中学生のみなさん
おつかれさまでした!
クリックひとつでなんでも買える時代。
かつてそこにあるもので生きていた時代には
必要なものを必要にあわせて
その土地で生み出してきました。

propeller松下さん製作の木製天板ワゴン。
木製天板ワゴン

作り手の顔がわかるものは
触れて愛着が感じられ、
長く大事にできるように思います。

木は、その土地のものづくりにマッチする素材です。

木を植えて、育てて、伐採して、使って、また植える。
この循環は
その土地の森林の力を強めることにもつながります。

天草ヒノキプロジェクトメンバーの各事業者さんでは、
「天草の木づかい」をスローガンに
家具や収納棚、遊具、その他
オーダーに対応したものづくり、
住宅オフィスの新築リフォーム(木質化)も承ります。

どうぞお気軽にご相談ください。

天草の山は
海と近いと感じます。

森に降った雨は
落ち葉や腐葉土の中に蓄えられます。

その過程で栄養分が溶け込み、
川をつうじて海に流れていきます。

その栄養が海の中のプランクトンや海藻へ、
そして食物連鎖によって
動物プランクトンや魚類へとつながっているのです。

森が荒れると
やがて海にも影響します。

美しい海を眺めるとき、
豊かな森と川にも
どうぞ思いをはせてみてください。

天草の海、川、森
子どもたちの明るい未来のために
家族が笑顔になる
人と地球にやさしい住まい

これをコンセプトに
五十周年を迎えられた野上建設さん

天草のメインストリート沿いに位置する
野上建設さんの社屋にご注目。

野上建設さん社屋2

野上建設さん社屋1
”天草の木づかい”看板を
この度ご厚意で設置くださいました!

天草ヒノキプロジェクトも発足から早4年。
メンバー事業者のみなさまの個々のご活躍、
業種をこえた連携、
応援してくださるみなさまにも支えられ
一歩一歩、歩みをすすめています。

そして、こうして設置してくださった看板で
気持ちも新たに
ビジョンを再確認する思いです。

森と人とみらいを結ぶ
天草の木づかい”
ここからまたすすめてまいります!






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