しいたけ栽培は林業?農業?

統計上の分類で二面性を持つしいたけですが
森林の力を活かして育てる原木栽培は林業に分類され
特用林産物と呼ばれるそうです。

IMG_2332

DSCF0097

DSCF0100(縮小300×400)

雑木林を整備、伐採

ほだ木でしいたけを生産

ほだ木は土壌に還り、雑木林は再生する🌱

この循環は、まさに持続可能な里山文化の象徴ですね!

写真は「しいたけファーム倉岳」さん
原木の栄養をたっぷり吸収した旨味と、肉厚でぷりぷりの食感。
京都の料亭へもしいたけを出荷されているそう。
雑木林が与えてくれるもう一つの恵みとして
薪の生産も行われています🪵
知っていますか?
森には3つのタイプがあります。
・天然林
・里山林
・人工林
です。
それぞれに異なる役割やはたらきがあり、人との関わり方も違います。

三つの森_2(縮小340×425)
集落のすぐ裏に広がり
人の暮らしに利用されてきたのが里山林です。

伐採木は薪や炭となりエネルギーとして、
落ち葉は堆肥に、
山菜やキノコは食料として、
その集落の暮らしや農業を支えてきました。

薪炭利用の場合、
およそ20年ごとのサイクルで伐採が行われ、
伐採木の根本からは新しい芽(ひこばえ)が出て
次世代の幹が再生します。

森を食いつぶさないように集落ごとに利用のルールを決め、
資源を大切に使ってきた里山の文化には
学ぶことが多くあります。

時代が進み
エネルギー源は薪や炭から電気やガスへと変わりました。
産業の中心も移り変わる流れの中で
里山林との関わりも徐々に薄れ、
人の手が入らなくなっていきました。
知っていますか?
森には3つのタイプがあるんです🌳
・天然林
・里山林
・人工林
です。
そして、森のタイプによって向き合い方も変わります。
天然林

写真は、日本を代表する天然林の一つ、屋久島の森。
厳密に区別すると原生林と呼ぶこのような森は、
樹齢何百年〜千年を超えるような木々が共に生きる
まさに“命の森”です。
老樹も若木も草花も動物も虫たちも菌類も、
お互いに影響し合いながら豊かな生態系をつくっています。

でも、こうした自然のままの原生林は
今や日本でも、世界でも、
とても希少な森となってしまいました。
だからこそ、そのままの姿で守ることがとても大切です。

天草地域にもところどころに
自然度の高い森が残り、保全されています。

ちなみに「天然林」と聞くと全く手つかずの森を思い浮かべるかもしれませんが、
厳密に人手が入っていない森はごくわずか。
かつて人の活動が関わった森でも
自然に戻った森は天然林と呼ぶことが多いです。
木は
生きるために根から吸い上げた水分を枝葉まで運ぶ必要があるため、
生きている間は常に多くの水を内部に含んでいます。

伐採したての木は
この状態(水)がそのまま残っていることから、
木だけの重さの1.5〜2倍もあるとも!

みずみずしい断面に触れるとしっとりと潤いがあり
現場でしか嗅ぐことのできない
ウッディ×グリーン×シトラス?
フレッシュすぎる爽やかで清浄な香りに驚かされます。

p103

ヒノキの香り成分には心身を癒す作用も認められていることから
山の仕事が
きつくとも気持ちがいいのは
この香りのおかげもあるのかもしれません。
センダン

天草は、真っ直ぐ育てる広葉樹センダンの芽かき技術開発の地。
未来の木材生産の出発点として
地元ロータリークラブや高校生のみなさんにも
その植林にご参加いただきました。

天然更新も可能なセンダンは
杉や桧に比べて生長の早さが目で見てわかり驚きます。
早く育つため密度は粗いものの
はっきりした木目は針葉樹とはまた違った魅力があり
木材としての用途や価値の向上が期待できそうです。

「適材適所」という言葉は
もともと木の職人さんの世界で一本一本の木の種類や性質を見極め
その特性に最も合う場所(柱、梁、内装など)に配置して
建物の品質を高める技術・思想が起源だそう。

それぞれの木がその長所を発揮できるような活かし方を考え、
知恵や文化を受け継いでゆくお手伝いができたら。
木と真っ当に向かい合う
経験や知識や技術を持つ職人さんが現場にいらっしゃるうちに。




[ 1 2 3 4 5 6  次へ ]      115件中 1-5件