まだまだ寒い日がありますが昨年の夏は観測史上最も暑い夏だったとか。
地球は、全球凍結(地表がほぼ凍りつく🧊)や縄文海進(温暖化で海面が上昇🌊)など
いろんな気候の時代を経て、
今は人間の活動による温室効果ガスの増加が温暖化に影響を及ぼしているといわれます。
温暖化の影響はたんなる気温上昇だけでなく
台風や大雨、猛暑、干ばつといった気象災害の規模や頻度の増大にも関わってきます。
これは子どもたちにとってリアルな危機で
大人には、安心して暮らせる環境を未来に受け継ぐ責任があります。
そして温暖化対策の最も有効な方法は、
今のところ「脱炭素」、つまりCO2の排出を減らすことです。
ここで注目したいのが木の力。
木は成長する過程でCO2を吸収し、
伐採後も木材として炭素を固定し続けます。
そのため、木を植え育てたり、木材を活用することは
CO2の削減に大きく貢献します。
このことから森林・林業がCO2吸収の役割を担うような流れが生まれました。
そこにお金が循環することは悪いことではありませんが
そのための道具となっているような動きにはモヤッとします。
(例えば本末転倒の巨大バイオマスや炭素排出の免罪符かのようなJ-クレジットなど)
木を伐って植える循環サイクルと木材の利用サイクルがうまく合うよう
小さな単位でも整える努力ができるなら、、、。
その総和が、気候変動だけでない
いろんな社会課題の解決や新しい活力にもつながるように思います。