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余震が続くこんな時に
「どうしてこんな積み方を…?」
と思わずヒヤッとしたのですが
これは、林業と漁業の新しい連携のかたち。

間伐材でつくる魚礁だそう。

丸太を井桁状に組んで海に沈め、
魚たちのすみかや産卵場所をつくるということ。
木材の表面に付着する生物やプランクトンを目当てに、
小魚や回遊魚が集まることが期待されています。

間伐材を有効活用しながら
豊かな漁場づくりをめざす、
天草の森と海をつなぐ試み。

海の環境に負荷をかけない魚礁の材料として、
天草の木が、
天草の海で活躍してくれるとうれしいです。

※地震でちょっぴり歪みましたが、倒壊せず耐えてくれました。
農業の青果市場や漁業の魚市場と同じように
林業にも木の市場があり
山で伐採(収穫)された木が集められて売買されています。

天草でも、毎月
天草地域森林組合さんで共販市が開かれ
木を扱う事業者の方々が原木の状態で見定めて
購入し
その後、製材や加工を経て木材となり流通していきます。

サムネ(縮小464×280)
↑クリックするとyoutubeでイメージ動画を再生します。

先日、工務店さんや木工所さんなど
木材を扱う事業者さんでも「木の市を見たことがない」という方が多く
「見てみたい」という声があがりました。
そこで、森林組合さんにお願いし
見学会を計画することに。

木の市にも電子入札(web入札)の導入が進み
原木丸太を前に紙でやり取りされる入札風景も無くなっていくかもしれません。
今のうちに見ておかねば!です。

📷 動画の素材写真: Shizuka SATOさん🙏
天草の山で、長い年月をかけて育った桧や杉。
伐採して
山から運び出して製材しても
すぐに木材として使えるわけではありません。

生木は内部にたくさんの水分を蓄えているため
安定して使える木材にするには
時間をかけて
ゆっくり乾燥させる必要があります。

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写真のように一枚一枚丁寧に積み重ね
風や太陽の力を借りながら
水分を少しずつ抜いていきます。

梅雨の時期は、乾燥もゆっくり。
焦らず
自然のリズムに委ねるしかありません😌

木を育てることも
乾燥も

時間を早送りできない全ての工程が

木と向き合い木材を生産するための大切な時間です。

木の模様とは、つまり木目。

木目は、木が生きた時間の軌跡。
人と同じように生きた時間や経験が現れるているから
なんとなく心が動かされるのでしょうか。

木の器

素直にすくすく育ったであろう木の木目には
ただただ安心感があります。

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ここが教会!?


建物の内と外がゆるやかにつながり
やさしく人を招き入れてくれるような素敵な教会。
この建築に
天草産の桧をふんだんに活かしていただきました。

森の中の心地よさをつくる
針葉樹の天然の芳香成分。
この成分が、壁面長さ4mの桧の無垢板にそのまま内包されて
建築空間の中でも香りや効用を発揮し続けます。
静謐な雰囲気と素材感がぴたりと合わさる
建築デザインの力にもため息がでます。

地産地消のその先へー。
天草産木材を、地域の外で
特に洗練されたコンセプトの建築やプロダクトに活かしていただく。
たんに天草産材が使われたら良いというようなことではない
高みを目指す取り組み、関係性が育まれ
少しずつ実績ができてきたことに感謝です。

※建築家、写真家の許可を得て掲載しています。

鳥栖の教会
設計:新田崇博氏
写真:田中克昌氏 
天草産木材の生産、製材:原田製材所


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