効能がすごい!と教わった「松の葉サイダー」
飲みたいような飲みたくないようなサイダーですが
フィンランドでは
トウヒ(針葉樹)の新芽を食べるとも聞いたので
似たようなものでもあるし、作ってみることに。
探すと意外に見つからない松の木を探し、
元気いっぱいの新芽を摘んで
萼(がく)から外して水洗い。
ここでとっても驚いたのは、
松の新芽の香りが、ヒノキの葉っぱの香りとほぼ同じだったこと!
フレッシュな、青い柑橘のような香りなのです。
国産針葉樹同志のご縁を強く感じながら
瓶に詰め、
砂糖と水を入れて日中太陽の下に置いておいたら
2日目には、松の葉っぱの酵母菌が発酵し始め
3日目にはシュワシュワ元気に発泡!
白砂糖ではなくてんさい糖をつかったので茶色味がつよくでましたが、
なんとなく、完成?
松ヤニの風味がするのではないかという不安を抱きつつ
おそるおそる飲んでみました。
なるほど微炭酸の酵素シロップ。
なにやら薬効のありそうな不思議風味のクラフトサイダー的ドリンクでした。
国産香木のクラフトジンが注目されていますが
しいたけ生産が林業ならば
林業の幅はもっと他にも広げられるのでは!?
林業と社会の関わりしろ拡大を妄想中です。
それにしても、葉っぱを瓶から取り出すのに一苦労でした。
次はもう少し口の広い瓶で作るべし。
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天草の木づかいをすすめています。
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