木の生長の話。
木は、一年ごとの生長が年輪を作りながら、太さを増していきます。

写真は木の断面ですが、年輪が見え、さらに、同心円の赤みを帯びた部分=心材(赤身)と
樹皮に近い部分=辺材(白太)が見てとれます。
色の違いは、細胞が活動中かどうかの違いです。
ではクイズです。
心材と辺材、伐採時点で生長中なのはどちらでしょう?
(マニアック過ぎますが)正解は、辺材です。
樹皮に近いところが、生きて生長の途中、
つまり細胞が活動中の部分です。
生きているので、心材に比べるとやわらかいです。
年数が経ってくると細胞としての機能が停止して
辺材が心材に移行していきます。
心材は色々な物質(有効な成分)が組織に溜まるため
色が濃くなり、虫害も受けにくくなります。
#自然素材
#生きている
#自然が育てる地域の資源
#規格化された工業材料とはそもそも異なります
………………………………………………………………
天草ヒノキプロジェクトは、
設計、建築、木材生産、製材加工、建具、家具、木工、雑貨など
様々な業種でゆるやかに連携し
地域資源の地域利用を考え推進しています。
………………………………………………………………