「木を巡る」
天草の女性が、地元の木に関わる人たちを訪ねる物語
(↑クリックするとyoutubeページで動画をします。)
美しい海に浮かぶ天草諸島にも
ふと目をやると、豊かな森があります。
そして戦後この地に植林されたヒノキやスギが
いま、木材として使いどきを迎えています。
木は自然の賜物であり
同時に、生まれ、育つという点では人と同じです。
また、木材という材料を生み出すことは
自然の力を借りた木と人の営みともいえます。
だから人は、木に親しみを感じるのかもしれません。
一方、木が育つまでの50年という間に
時代も変わってしまいました。
樹苗園でヒノキの種をとり苗を育てる原田さんは言いました。
「今は苗を植える人も減ってしまったね。
でも自分がやれる間は木の苗ば育て続ける」と。
この映像をとおして
普段目にすることの少ない
天草の森と林業の日常風景に触れていただけたら。
そして、この土地の木と木材に、
そっと想いを馳せていただけたら。
それが森と林業の未来につながることを願って制作した
ありのままのドキュメンタリーです。
2021年01月05日更新