天草は、真っ直ぐ育てる広葉樹センダンの芽かき技術開発の地。未来の木材生産の出発点として
地元ロータリークラブや高校生のみなさんにも
その植林にご参加いただきました。
天然更新も可能なセンダンは
杉や桧に比べて生長の早さが目で見てわかり驚きます。
早く育つため密度は粗いものの
はっきりした木目は針葉樹とはまた違った魅力があり
木材としての用途や価値の向上が期待できそうです。
「適材適所」という言葉は
もともと木の職人さんの世界で一本一本の木の種類や性質を見極め
その特性に最も合う場所(柱、梁、内装など)に配置して
建物の品質を高める技術・思想が起源だそう。
それぞれの木がその長所を発揮できるような活かし方を考え、
知恵や文化を受け継いでゆくお手伝いができたら。
木と真っ当に向かい合う
経験や知識や技術を持つ職人さんが現場にいらっしゃるうちに。