森には多様な微生物環境があります𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣

子ども時代に多様な微生物に触れることで
アレルギーリスクを低下させたり、
免疫システムを強化する、とも。

衛生・抗菌の意識が
これまでにないほど高まったこの2年ですが
つとめて自然に触れ親しむことはいいことだらけですね^^

海にも近く
陸地の約66%を占める天草の森。
(その4割が人工林です。)
朝夕のお散歩に、
森、おすすめです。

森の土壌

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天草の木づかいをすすめています。

★インスタグラムもやってます。

地域材を使う→植える→育てることで、
森の活力が高まり、脱炭素社会にも貢献し
資源の循環も維持できます!
効能がすごい!
と教わった「松の葉サイダー」

飲みたいような飲みたくないようなサイダーですが
フィンランドでは
トウヒ(針葉樹)の新芽を食べるとも聞いたので
似たようなものでもあるし、作ってみることに。

探すと意外に見つからない松の木を探し、
元気いっぱいの新芽を摘んで
萼(がく)から外して水洗い。
ここでとっても驚いたのは、
松の新芽の香りが、ヒノキの葉っぱの香りとほぼ同じだったこと!
フレッシュな、青い柑橘のような香りなのです。

松の葉サイダー1

国産針葉樹同志のご縁を強く感じながら
瓶に詰め、
砂糖と水を入れて日中太陽の下に置いておいたら
2日目には、松の葉っぱの酵母菌が発酵し始め
3日目にはシュワシュワ元気に発泡!
白砂糖ではなくてんさい糖をつかったので茶色味がつよくでましたが、
なんとなく、完成?
松ヤニの風味がするのではないかという不安を抱きつつ
おそるおそる飲んでみました。

松の葉サイダー2
なるほど微炭酸の酵素シロップ。
なにやら薬効のありそうな不思議風味の
クラフトサイダー的ドリンクでした。

国産香木のクラフトジンが注目されていますが
しいたけ生産が林業ならば
林業の幅はもっと他にも広げられるのでは!?
林業と社会の関わりしろ拡大を妄想中です。


それにしても、葉っぱを瓶から取り出すのに一苦労でした。
次はもう少し口の広い瓶で作るべし。

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天草の木づかいをすすめています。

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猛暑日が続く日本列島。
気候変動(気候危機)の深刻な問題は、
平均気温がおしなべて上昇するというより
極端な気象現象の規模や頻度が増すということ。

自然災害、健康と安全、エネルギー、食料生産や水不足、経済の混乱、
これらは紛争にもつながります。

世界はつながっているし、
世界の問題も複雑に絡み合って、結局はつながっています。

感染症の問題は即自分ゴト化しマインドセットが変わっても、
気候危機はなかなか自分ゴト化できずに早何年。
私たちは今、未来を左右するわかれ道に立っているのだと思います。

image

暑い日が続きますが、
空気の温度が同じでも
木陰って涼しく感じませんか?

同じ影でも、
建物がつくる影よりも
木陰の方が心地よく感じます。

これは、木や植物が自分で温度調節を行っているからなのです。
具体的にいうと、
葉っぱが太陽に熱せられると、
根から吸い上げた水分が気化熱となって蒸発します。(蒸散作用)
これができなければ、
葉っぱの温度は高音になって
木も植物も弱ってしまいますよね。
こうした自身の命をつなぐ作用で、
木や植物のまわりに空気の流れが生まれ、
涼しさ心地よさをつくっているのです。
木や植物が生えている=地面が土という点でも
コンクリートのような輻射熱が起こらず涼しいのですね^^

みなさん、くれぐれも暑さにはお気をつけてお過ごしください🌱
針葉樹と広葉樹の違いをご存知でしょうか?

広葉樹は広く扁平な形の葉を持ち、
先の尖った形の葉を持つのが針葉樹。
字の通り葉の形で見分けられます。

幹にも特徴があり
針葉樹の幹はまっすぐ伸びるのに対し、
広葉樹の幹は曲がったり、枝分かれして育ちます。

天草センダン
写真の木は「くまもとセンダン」。
なんと広葉樹です!

熊本にも多く自生しているセンダンですが、
天然センダンは根本から枝分かれして育ちます。

このまっすぐセンダンは
熊本県が開発したセンダンをまっすぐ育てる技術によって育成しているため
広葉樹なのにまっすぐ育っているのです。
(見る人が見たらちょっと不思議な樹形...)

このまっすぐ育てるセンダンが、
いま新たな林業として注目されています。

理由の一つは、南洋材(ラワン)の輸入制限※に伴い
特に家具や合板工業において
国産広葉樹材の需要が高まっているからです。

※日本はこれまで熱帯地域の原木を大量に輸入してきました。
(単に輸入ではなく商社等が現地で直接伐採を手がけてもきました。)
再生不可能な森林伐採に、
森で暮らす先住民の抵抗や、反対運動が起こった歴史もあります。
そして現代では、世界規模で森林減少が問題となり
木材の合法的な調達が問われるようになりました。

また、センダンはとても成長が早く
木材の収穫(収入)までの年数が短い点も
新たな林業(樹種)として期待されています。

そんなこんなで、
熊本県はまっすぐ育てる国産広葉樹「くまもとセンダン」の産地化をすすめています。
中でも、天草はもっとも植栽がすすんでいる先進地!

淡い紫の花を咲かせた”まっすぐ”なセンダンが
天草地域のあちこちで見られる日も近いかもしれません。
木材の生産には長い年月を要します。

林業としての木は、
苗木を植えたのち植え替えもできないまま
数十年もの時を
厳しい自然環境下で生育することになります。
よって、林業の成否には
苗木そのものの素質が大きく関わってくるのです。

五和町で
樹苗(コンテナ苗、露地栽培苗)育苗に取り組んでおられるのが
「苗木やはらだ」さん。

苗木やはらださん1

センダン苗1

センダン苗2

春は苗木を山に植樹するシーズン🌱

苗木やさんの腕は、
植樹した後に結果が出てきます。

元気な木が育ち
天草の森のはたらきを高めながら
数十年後、
良い木材の生産につながりますように😌
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